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分子精神医学 2019年10月号 (Vol.19 No.4)

分子精神医学 2019年10月号 (Vol.19 No.4)

ISBN: 978-4-86550-440-8

■編集顧問
樋口 輝彦:国立精神・神経医療研究センター名誉理事長/一般社団法人 日本うつ病センター(JDC)理事長
■編集幹事
岩田 仲生:藤田医科大学医学部精神神経科学講座教授
加藤 忠史:理化学研究所・脳神経科学研究センター精神疾患動態研究チームチームリーダー
神庭 重信:九州大学名誉教授/日本うつ病センター/飯田病院
染矢 俊幸:新潟大学大学院医歯学総合研究科精神医学分野教授
山脇 成人:広島大学大学院医歯薬保健学研究科特任教授

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  • A4判/76頁
  • 2019年10月発行
  • 定価 2,530円(本体 2,300 円 + 税)

数量:

■特集 ICD‒11とDSM‒5
本号では、30年ぶりに改訂されたICD-11で定義される主な精神疾患を取り上げることになった。ICD-11とDSM-5はハーモナイズされているため、ICD-11は比較的に容易に身につけることができるだろう。ICD-11 の構神疾患の診断ガイドラインは、日本も参加したフィールドスタディの結果、評価者間一致率、有用性はともに高いことが示されている。ICD-11は, 日常診療の診断ツールとして用いられるだけでなく、疾病統計のツールでもあり、そのデータは医療政策や医学研究の方向を決める際の基礎資料ともなる。したがって私たちには, ICD-11を正確に理解し適切に用いることが求められている。一方で、DSM/ICDで定義される疾患カテゴリーは、生物医学的には均質な症候群ではないことが明らかになってきた。しかしRDOC にしてもHiTOPにしても十分ではなく、DSMに取って代わる妙案は一朝一夕にはできそうもない。DSMを試行錯誤しつつ改訂していくのが早道と思われる。

■特集 ICD‒11とDSM‒5
 巻頭言  
  精神医学のブレイクスルーを待ち望んで  
      ―雑誌「分子精神医学」の最終号にあたり 神庭 重信
 ICD‒11構造と疾患のコードの付け方 丸田 敏雅ほか
 統合失調症 近藤 伸介
 気分症群 本村 啓介
 ストレス関連症 大江美佐里ほか
 DSM‒5とICD‒11における神経発達症 齊藤 卓弥
 パーソナリティ障害 加藤  敏
 睡眠‒覚醒障害:ICD‒11,DSM‒5,ICSD‒3との対比から 三島 和夫
   
対談  
 先達に聞く現代の精神医学へのヒント
髙橋 三郎/松本ちひろ
 
特別寄稿 Journal Club  
 神経細胞の形の個人差と統合失調症脳での構造変化 雑賀 里乃ほか
   
■連載 第28回  注目の研究者  
 Takao K. Hensch 木村昌由美
   
■連載 第68回  精神科領域の用語解説  
 エクソソーム 津田 雅之
 自然免疫分子 北岡 志保ほか
   
■連載 第47回  注目の遺伝子  
 パターン認識受容体RAGEはオキシトシンと結合し脳内への輸送を行う 東田 陽博ほか
   
■私の研究紹介  
 精神症状の不安定さを理解したい 淵上  学
   
   

 

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