Life Style Medicine 2015年12月号 (Vol.9 No.3) ISBN: 978-4-86550-144-5 ■編集主幹 寺本 民生:帝京大学臨床研究センターセンター長 関連カテゴリ 定期刊行物 > Life Style Medicine A4判/72頁 2015年12月発行 定価 2,200円(本体 2,000 円 + 税) 数量: カートに入れる ■特集 深部静脈血栓症(DVT)/肺塞栓症(PE)治療への新たな展開 深部静脈血栓症(DVT)・肺血栓塞栓症(VTE)の治療薬として、非ビタミンK拮抗型経口抗凝固薬(NOAC)が使用されるようになり、初期治療から使用が可能になったことから治療の選択肢が広がった。本特集では、さまざまな臨床の場面におけるDVT/PEの病態とNOACによる治療の実際、さらには患者のベネフィットを考慮した使い方など、各方面から解説頂いた。 また、併せて収載の症例報告集では2型糖尿病治療におけるSGLT2阻害薬の使用経験を紹介している。 ■特集/深部静脈血栓症(DVT)/肺塞栓症(PE)治療への新たな展開 特集コーディネーター:中村 真潮 (三重大学大学院循環器・腎臓内科学客員教授 村瀬病院副院長/肺塞栓・静脈血栓センター長) NOACにより新たなステージに向かうDVT/PEの治療-ガイドラインを中心に(ACCP,ECS,JCS) 中村 真潮 静脈血栓塞栓症治療における初期治療の重要性 中村 真潮 NOACの作用メカニズムと抗凝固としての特性 小嶋 哲人 DVT/PEに対する急性期の治療とNOAC‐NOACによるパラダイムシフト 山田 典一 DVT/PEの慢性期におけるマネジメント‐NOACによるベネフィット 尾林 徹 がん患者におけるDVT/PEとその対策‐相互作用の観点から(外来化学療法含め)‐ 池田 正孝ほか 救急・集中治療領域における広範型肺塞栓症の治療戦略 山本 剛 DVT/PEの自然史と予後 清水 一寛 ■連載:生活習慣病のための検査-検査値をどうみるか 第21回 DVT/PEのバイオマーカー‐Dダイマーを中心に 窓岩 清治 ■〜Case Study〜 SGLT2 阻害薬編 症例報告監修 川浪 大治:東京慈恵会医科大学糖尿病・代謝・内分泌内科講師 宇都宮一典:東京慈恵会医科大学糖尿病・代謝・内分泌内科主任教授 トホグリフロジンの投与で行動変容がみられた 1 例 林 郁夫 トホグリフロジンの併用により,血糖コントロールが著明に改善したGLP-1 受容体作動薬使用中の糖尿病患者の 1 例 菊池 範行 ピオグリタゾンからトホグリフロジンへの切り替えで著明な体重減少が得られ, 治療に積極的に取り組むようになった 2 型糖尿病患者 調 進一郎 他の SGLT2 阻害薬が夜間頻尿のため継続できず,トホグリフロジンに変更し, 夜間頻尿改善,HbA1c 低下,体重も減少したインスリン併用の 1 例 生井 一之 トホグリフロジンの投与によりインスリン投与量を減量できた 2 型糖尿病患者 馬場 裕生