社交不安症UPDATE ISBN: 978-4-86550-251-0 ■編集 小山 司:北海道大学名誉教授/大谷地病院臨床研究センター長 関連カテゴリ 販売書籍 > 精神・神経系 A5判・並製/184頁 2017年3月発行 定価 3,300円(本体 3,000 円 + 税) 数量: カートに入れる 最新の視点からSADの診断と治療に関する知識をUPDATE! DSMやガイドラインの改訂、ベンゾジアゼピン系薬剤の用い方をめぐる問題など社交不安症(SAD)の臨床を取りまく環境は変化している。わが国で新しく適応を得た薬物療法を含め、最新の視点からSADの診断と治療をエキスパートが解説。 Part.1 社交不安症の概念と病態的特徴 1.社交不安症の概念および定義―対人恐怖との相互関係― 2.社交不安症の原因と症状 3.社交不安症の有病率—罹患年齢などの疫学から— Part.2 社交不安症の診断と評価尺度 1.社交不安症の分類と鑑別診断 2.DSM—5およびICD—11における社交不安症の診断基準 3.社交不安症の診断とLSAS・SATSによる臨床評価 Part.3 社交不安症の治療ストラテジーとその評価 1.社交不安症の治療アルゴリズム―治療の選択基準と手順― 2.社交不安症の臨床評価と心理教育 3.社交不安症における薬物療法 4.社交不安症に対する認知行動療法 5.社交不安症の回復を目指した治療の組み立て方とその評価 Part.4 社交不安症とComorbidity 1.気分障害と全般性の社交不安障害(社交不安症) 2.他の不安症と社交不安症 3.その他の疾患と社交不安症 Part.5 社交不安症とエスシタロプラム 1.社交不安症に対する国内臨床試験 2.EBMからみたエスシタロプラムの有用性 3.うつ病に併存する社交不安症へのエスシタロプラムの臨床応用