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2型糖尿病治療の新展開〜SGLT2阻害薬登場による新たな可能性〜

2型糖尿病治療の新展開〜SGLT2阻害薬登場による新たな可能性〜

ISBN: 978-4-88407-959-8

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加来浩平:川崎医科大学内科学特任教授

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  • B6判/120頁
  • 2014年3月発行
  • 定価 2,808円(本体 2,600 円 + 税)

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新規糖尿病治療薬「SGLT2 阻害薬」の可能性を多角度からコンパクトに 解説する実践の書
尿病患者数の増加にともない,その合併症の抑制が大きな課題となっている。近年のインクレチン関連薬の登場をはじめ、作用機序が異なる新規血糖降下薬の登場は、2型糖尿病の薬物療法の選択肢を広げてきたが、2014 年春以降,新たな作用機序を有するSGLT2 阻害薬が登場。本薬は腎近位尿細管起始部に発現するSGLT2 活性を選択的に阻害し、尿中グルコース排泄を促進することで血糖を降下させる。本書はSGLT2 阻害薬の特徴や臨床データから、2型糖尿病薬物治療での可能性まで、さまざまな角度から解説する。 糖尿病診療に携わる内科系医必読の一冊。

PART 1 ナトリウム依存性グルコース輸送体(SGLT)の基礎を知る 
1.生体内のグルコース輸送体は2種類 
2.SGLTのアイソフォームとその分布・はたらき 
1)SGLT1 
2)SGLT2 
3)SGLT3〜6 
3.腎臓におけるグルコース再吸収の機序 
4.ポイント

PART 2 SGLT2阻害薬の開発の経緯をみる
1.SGLT2阻害薬の親化合物はフロリジン 
2.第一世代SGLT2阻害薬は選択性の低さから開発が中止 
3.第二世代SGLT2阻害薬の開発が世界中で進行中 
4.SGLT2阻害薬への期待 
5.ポイント

PART 3 SGLT2阻害薬の基礎データをみる
1.腎臓はグルコース代謝を担う重要な臓器 
2.2型糖尿病患者では近位尿細管からのグルコース再吸収の閾値が上昇 
3.SGLT2阻害薬の薬物動態 
4.SGLT2阻害薬のSGLT2阻害活性と選択性 
5.SGLT2阻害薬の薬理作用と臨床効果 
6.SGLT2阻害薬の安全性 
7.SGLT2阻害薬の薬物動態 
8.ポイント

PART 4 SGLT2阻害薬の臨床データをみる
1.SGLT2阻害薬の尿糖排泄・血糖降下作用 
1)未治療例における検討 
2)経口血糖降下薬で血糖コントロール不十分例における検討 
3)インスリンで血糖コントロール不十分例における検討 
2.体重減少作用 
3.血圧・脂質への影響 
4.尿酸値への影響,腎機能への影響 
5.安全性 
6.ポイント

PART 5 SGLT2阻害薬の特徴を知る
1.SGLT2阻害薬の血糖降下薬としての特徴 
1)SGLT2阻害薬の血糖低下作用 
2)低血糖リスク 
2.SGLT2阻害薬が体重,血圧,血清脂質に及ぼす影響 
1)体重減少作用 
2)血圧,血清脂質への影響 
3.SGLT2阻害薬の副作用 
4.各種SGLT2阻害薬の特徴 
1)ダパグリフロジン 
2)カナグリフロジン 
3)トホグリフロジン 
4)イプラグリフロジン 
5)エンパグリフロジン 
6)ルセオグリフロジン 
5.ポイント

PART 6 2型糖尿病治療におけるSGLT2阻害薬の位置づけを探る
1.第一選択薬としての可能性を探る
1.2型糖尿病治療における薬剤選択 
2.糖尿病治療の第一選択薬の条件 
3.SGLT2阻害薬のHbA1c低下効果 
4.SGLT2阻害薬を第一選択で使用する好適例 
5.ポイント

2.併用療法の可能性を探る
1.2型糖尿病治療における併用療法の考え方 
2.他の経口血糖降下薬と併用したときのHbA1c低下効果 
3.インスリン製剤との併用効果 
4.日本人を対象とした併用試験成績 
5.2型糖尿病の併用療法におけるSGLT2阻害薬の位置づけ 
6.ポイント 

3.SGLT2阻害薬のベネフィットを展望する
1.血糖コントロールにおけるSGLT2阻害薬への期待 
2.体重減少作用 
3.血圧,血清脂質に及ぼす影響 
4.血清尿酸値低下作用 
5.肝機能,腎機能への影響 
6.SGLT2阻害薬のそのほかのベネフィット 
7.ポイント

PART 7 SGLT2阻害薬に関する臨床応用Q & A 
Q1.わが国では6種類のSGLT2阻害薬が発売予定ですが,どのように使い分けたらよいのでしょうか? 
Q2.SGLT2選択性の違いは臨床効果に影響を及ぼしますか? 
Q3.DPP?4阻害薬やSU薬の二次無効例に対しても有効ですか? 
Q4.空腹時血糖値だけでなく食後血糖値も下がるのでしょうか? 
Q5.SGLT2阻害薬の有効性は投与を開始してからどのくらい持続するのでしょうか? 
Q6.SGLT2阻害薬を高齢者に使用するときの注意点はありますか? 
Q7.SGLT2阻害薬は腎機能障害のある患者さんにも使用できますか? 
Q8.尿糖が増えるということは,糖尿病が悪化したのではないですか? 
Q9.SGLT2阻害薬で体重が低下し,それが長期間維持できるのはなぜでしょうか? 
Q10.SGLT2阻害薬で血圧が低下するのはなぜでしょうか? 
Q11.SGLT2阻害薬はどのような機序を介して血清脂質に影響を及ぼしますか? 

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