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デュロキセチンのすべて

デュロキセチンのすべて

ISBN: 978-4-88407-982-6

■監修
村崎 光邦:CNS研究所所長/北里大学名誉教授
■編集
小山 司:北海道大学大学院医学研究科神経機能学講座精神医学分野教授
樋口 輝彦:独立行政法人国立精神・神経医療研究センター理事長・総長

  • B5判/256頁
  • 2014年7月発行
  • 定価 4,950円(本体 4,500 円 + 税)

数量:

治療薬を日常臨床にいかに応用すべきか、 あらゆる角度からその可能性を探り、SNRI デュロキセチンの臨床薬理からEBM、さらには治療戦略まで網羅した薬剤の使い方の実践書
セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)であるデュロキセチンは2010年に承認され、現在、世界の多くの医師に支持されている薬剤である。本書は現在のうつ病治療の背景を受け,うつ病に関する神経伝達系や抗うつ薬の薬理機序といった総論から、デュロキセチンの特徴や治療成績、具体的な使い方まで本剤の全貌が俯瞰できるよう編纂。デュロキセチンは疼痛への効果も期待され、 精神科医をはじめ疼痛治療の領域でも必読の一冊。

Part 1/神経伝達物質と抑うつ・不安のメカニズム
 1.神経伝達物質とうつ病のメカニズム
 2.神経伝達物質と不安のメカニズム
 3.気分障害における神経伝達物質のクロストーク: モノアミンから脳由来神経栄養因子まで

Part 2/現在のうつ病治療における抗うつ薬の評価と使い方
 1.うつ病のガイドラインからみた治療の考え方
 2.EBMによる抗うつ薬の評価
 3.うつ病の中核症状と抗うつ薬の役割
 4.多様なうつ病の病態とうつ病診療のあり方
 5.抗うつ薬と不安障害治療薬の発現メカニズムの違いと臨床応用
 6.脳イメージングからみた抗うつ薬の新たな評価法
 7.バイオマーカーによる評価の可能性

Part 3/デュロキセチンの開発と臨床薬理
 1.デュロキセチン開発の経緯
 2.デュロキセチンの薬理学的プロファイルと作用機序―5—HT,NAトランスポーター占有率,他のSNRIとの違い 
 3.デュロキセチンの薬物動態と代謝からみた臨床効果
  
Part 4/うつ病治療におけるデュロキセチンの役割
 1.うつ病初期の薬物治療におけるデュロキセチンの位置づけ―効果発現期間,効果など 
 2.デュロキセチンの症状改善効果の特徴
 3.軽症うつ病に対するデュロキセチンの使い方
 4.非定型うつ病に対するデュロキセチンの使い方
 5.デュロキセチンによる難治性うつ病へのアプローチ
 6.再発予防に向けた維持期治療とデュロキセチンの使い方
 7.他の抗うつ薬からデュロキセチンへの切り替えとそのポイント
 8.他剤併用におけるデュロキセチンの効果

Part 5/患者背景を考慮したデュロキセチンの使い方と注意点
 1.自殺念慮・企図が伺えるうつ病患者へのデュロキセチンの実際と注意点
 2.高齢者のうつ病に対するデュロキセチンの使い方―合併症を有する場合
 3.社会復帰をふまえたうつ病治療:薬物療法におけるデュロキセチンの位置づけ
 4.プライマリケアにおけるデュロキセチンの使い方と注意点
 5.生活習慣病に伴ううつ病とデュロキセチンの使い方

Part 6/うつ病の併存(comorbidity)からみたデュロキセチンの位置づけ
 1.不安障害に併存するうつ病の特徴
 2.不安障害を伴ったうつ病の治療
 3.不安障害と併存するうつ病に対するデュロキセチンの効果
 4.摂食障害,依存症を伴ううつ病とデュロキセチンの効果

Part 7/抗うつ薬の副作用とアドヒアランスに対するデュロキセチンの役割
 1.抗うつ薬の服薬アドヒアランスに影響する副作用とそのメカニズム―アドヒアランス低下によるうつ病遷延化の問題も含め 
 2.デュロキセチンの副作用と服薬アドヒアランスに果たす役割

Part 8/疼痛治療におけるデュロキセチンの役割
 1.うつに伴う痛みについて
 2.精神医学からみたうつ病に伴う疼痛へのアプローチ
 3.麻酔科学からみた疼痛へのアプローチ―現状のオーバービュ―
 4.糖尿病性神経因性疼痛へのアプローチ

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